こんばんは。
今日は「気持ちよく眠りたい」「寝てるのに、寝てる気がしない」と睡眠で悩んでいる方に吉報です！
今回は「グリシン」について紹介します。

今日から紹介するアミノ酸は、これまでの「必須アミノ酸」とは異なり、「非必須アミノ酸」です。
つまり、「体内で合成される」アミノ酸です。

グリシンとは

アミノ酸はほぼ全てが「D型」「L型」と二つの形をもちます。（これを「鏡像（光学）異性体」と言います）
ただ、グリシンは唯一これら二つの形をもたない、単純なアミノ酸です。

また、以前オーストラリアに落ちた隕石から微量のグリシンがみつかったことから、宇宙にもグリシン（をはじめとするアミノ酸）が存在するのでは？と研究が進んでいるそうです。

このグリシンは

• 鶏の軟骨
• 牛すじ
• 豚足
• エビ
• ホタテ

などに多く含まれています。

グリシンの効能について

グリシンの主な効能は

• 心地よい睡眠を導く
• 抗うつ効果
• 美肌効果

などがあります。

これから、今日のテーマ「心地よい睡眠」について説明していきたいと思います。

グリシンと睡眠について
この画像はこちらのHPより転載させていただきました。

そもそも、グリシンが「睡眠」に効果を発揮することになるに違いない！と研究が始まったきっかけが

• 偽薬としてグリシンを患者に与えた
  ↓
• 被験者の中から「疲労感が軽減した！」と報告があがった
  ↓
• 詳しく調べたところ、グリシンが「睡眠」に効果的であることが分かった

という流れからです。
なかなか興味深いですね(笑)

日本でもアミノ酸の研究を継続的にしてきた「味の素KK」で、「グリシン」のこの効能を前面に押し出した商品も販売されています。
(商品名「グリナ」といいます。詳しくはこちらへ。)

「味の素KK」では、このグリシンに、「休息アミノ酸」というネームをつけています。

最後に

最後ですが質問です！

グリシンは「非必須アミノ酸」なので、体内で合成することが可能です。
にも関わらず、このような商品が開発されたのはなぜでしょう？
（少し難しいです！）

その結果、眠りの質に影響を与えてしまうのです。

大小さまざまでしょうが、大人でも子供でもストレスが全くないということはまれだと思います。
ですから、この「グリナ」のような商品が開発されたということです。