美容/健康

「美のモルモン」、惹かれる単語ですよね。エストロゲンのことを良く知って若々しさを保ちましょう!

-ホルモン

2016-03-06

こんばんは。
今日は「女性の若々しさを保ちたい」とひそかに思っている方に朗報です。
今回は「エストロゲン」を紹介します。

エストロゲンとは

エストロゲンとは「女性ホルモン」の一つで「卵胞ホルモン,美のホルモン」とも呼ばれています。

前回の「ホルモン」でも紹介した通り、ホルモンは

  • 体内で合成される物質

なので、食品などで補うことはできません。

ここで突然ですが、体内におけるエストロゲンの合成原料について質問です。
この原料は「増えると困る!」と嫌われていて、「悪玉と善玉がある」物質なんです。
この物質はなんでしょう?

答えは「コレステロール」です。

この物質は、そのうち紹介しますが、人間の生活にとても役に立っている物質(合成原料)なんです。

エストロゲンの効能について

主な効能は

  • 生理周期の安定
  • コラーゲンの合成を促進する
  • 悪玉コレステロールと総コレステロールの量を抑えて、善玉コレステロールを増やす
  • 骨が失われる速さとつくられる速さを調整し、骨がもろくならないようにする
  • 血管を広げて血流を促進する
  • 動脈硬化や高血圧、心筋梗塞などの予防

などがあります。

この中で

  • 生理周期の安定
  • コラーゲンの合成を促進する
    (これによって、胸のラインがきれいになったり、美肌効果があったりします)

は、女性の方が気になる効能ですよね。

女性にとって大切なエストロゲンですが、実は一生のうち分泌される量は、

わずかスプーン1杯分(逆に言えば、これだけの量で充分)

程度なのです。

確かに、以前紹介した「イソフラボン」でも述べた通り、イソフラボンを摂取することで疑似的にエストロゲンの体内量を増やすことは可能です。

ただ、大事なことは「いかに体内のエストロゲンを恒常的に分泌させるか」ということなんです。

ここで考えるべきは
「どのようなことが理由で、エストロゲンの分泌が減少するのか?」
という問いですよね。

この問いに対する答えは

  • 年齢による減少(18歳~45歳くらいまでの時期が成熟期だそうです,その後は分泌量が減少)
  • 無理なダイエット
  • 不規則な生活
  • ストレスがかかる生活

などです。

年齢に関しては、仕方がないことなので、それ以外を簡単にまとめると
「心身ともに健康な生活を送れば、問題ない」
ということですかね。

ダイエットに関しては、外見をきれいに見せようと努力をした結果、女性らしさを司る「エストロゲン」が減少するなんて・・・
なんだか、悲しいですよね。

あっ、こんな動画があったので、参考にしてみてください。

最後に

おかまさんたちは、このエストロゲンを注射などで体内に入れることで、女性のような胸、肌、カラダの曲線を作っているんだそうですよ。

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安達 弘行

安達 弘行

TEPPAN塾長

化学専門塾の塾長を務めながら、大手予備校でも講座を担当しています。趣味は旅行と海外サッカーです。

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