美容/健康

美肌に天敵のあいつらは実は味方だった?健康的に美肌になるための方法とは。

こんばんは。
「紫外線」って、いつでも気になる存在ですよね。
「美白効果」と聞いて、前のめりになる方に必見の情報をこれから紹介します。
今日紹介するのは「リコペン」という化合物です。

リコペンとは

さて、ここで問題です。
このリコペンを多く含む食材はなんでしょうか?

答えは「トマト」です。

(あっ、これは有名な話ですかね)
それ以外では、「すいか,ピンクグレープフルーツ」など、赤色の食材に多く含まれています。
これはリコペンが「赤色色素」だからなのです。

リコペンの効能

リコペンには

  • 抗酸化作用(ファイトケミカルの一種ですからね)
  • 太陽光からの皮膚の保護(要するに紫外線対策になるということです)
  • 前立腺がんなどの予防

など、多くの効果があると分かっています。
この中から取り上げるのは、多くの女性が気になる「太陽光からの皮膚の保護」です。

まず初めに「紫外線を浴びすぎるのがどうして肌に悪いのか」についてから説明します。
紫外線を浴びると、皮膚がダメージを受けるのはご存知かと思います。
ここで、このダメージを和らげるために皮膚表面で「活性酸素」が発生するのはご存知ですか?
この活性酸素が増えすぎると、体内の組織を傷つけ「老化」に繋がるのです!

この増えすぎた活性酸素、困りますよね。
心配無用!体内では活性酸素をやっつけるために、ある化合物が合成されるんです。
その化合物とは・・・?

「メラニン」です!
名前を聞くと、「シミ」などの原因物質として悪者のイメージがあると思いますが、本来は健康維持のためには大切な化合物なんです。

次に、メラニンについて説明すると

  • 「黒色色素」である
  • 必要量以上合成されると、皮膚の表面に残る(これが「シミ」になります)

ということが分かっています。

紫外線とメラニン生成

紫外線とメラニン生成

活性酸素は困るけど、メラニンも困る・・・
悩みは尽きないですよね。

この悩みを解決してくれるのがリコペンなんです!(やっと登場です(笑))
体内に取り込んだリコペンは皮膚組織に蓄積され、紫外線がきっかけで発生した活性酸素を除去してくれます。
なので、メラニンを合成する必要がなくなるということです!
これ以外にもリコペンにはメラニンを発生させないようにする役割があるそうです。

リコペンと美肌作用

リコペンと美肌作用

つまり、リコペンを多く摂取することで、メラニンを発生させないようにする。
これが「美肌効果」に繋がるわけです!

最後に

最後におまけですが、色々調べている途中で
「トマトを使ったダイエット」
に関する情報を得ました。
よろしかったらこちらもどうぞ。

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安達 弘行

安達 弘行

TEPPAN塾長

化学専門塾の塾長を務めながら、大手予備校でも講座を担当しています。趣味は旅行と海外サッカーです。

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