美容/健康

成長や疲労回復など様々な場面で活躍するアルギニン。実はマッチョの方の愛飲してるんですよ!

-アミノ酸

2015-12-27

こんばんは。
今日は「子供の成長が気になる」方や「疲労が抜けにくくなってきたんだよね・・・」と嘆かれている方にお届けしたい情報です。
今回は「アルギニン」を紹介します。

アルギニンとは

このアルギニン必須アミノ酸ではないのですが、生成量が不足しがちなので「準必須アミノ酸」という位置づけです。
なので、食事やサプリメントによる摂取をする必要があるとのことです。

では、どのような食材にアルギニンが含まれているかというと

  • 鶏肉
  • 大豆製品
  • マグロ
  • ナッツ類

などです。

補足としては、これらの食材を使ってアルギニンを摂取する場合は、「柑橘系や酢の物」と一緒に食べるといいんだそうです。

なぜかというと、柑橘系や酢の物に入っている「クエン酸」がアルカリ性のアルギニンを中和して、胃などを刺激する副作用を押させてくれるからなんだそうです。

アルギニンの効能について

アルギニンの主な効能は

  • 成長ホルモンの分泌を促進
  • 免疫力を高める
  • アンモニアの解毒効果
  • 血流の改善
  • スキンケア

などがあります。

ここからは今日のテーマ「成長ホルモンの分泌促進」と「疲労改善」について説明したいと思います。

どちらのことにもかかわっている「成長ホルモン」について簡単に説明すると

  • 代謝(三大栄養素を燃焼してエネルギーを合成すること)をコントロールしている
  • 成長期は分泌がピーク。その後減少。
    40代でピークの約半分,80代では20分の1に

というものです。

そして、減少することによって、基礎代謝が下がってしまい

  • 体脂肪の増加
  • 筋力の低下
  • 骨密度の減少
  • 強い疲労
  • 意欲の低下

などが引き起こされてしまうんだそうです。

つまり、アルギニンを摂取することで、これらを防ぐことができるんだそうです。

例えば、運動選手は以前紹介した「BCAA」とともに、このアルギニンを積極的に摂取しているんだそうです。
このような商品もあります。)

また、最近はやりの「エナジードリンク」にも、アルギニン配合のものが増えてきました。

おまけですが、アルギニンは、高血圧・狭心症・心筋梗塞の治療にも使われています。
なぜ、用いることが出来るのかと言うと、血管を緩めたり、動脈を柔らかくする役割を担っている「一酸化窒素」の合成に関係しているからです。

最後に

このようにとても効果的なアルギニンですが、「過剰症」に注意が必要です。

目安は「1日5g以上」で、これ以上の摂取をすると
・下痢
につながってしまいます。

まあ、「1日5g以上」の摂取は、自分の好きな納豆に置き換えると
「1日に10パック以上」
なんだそうで、気にする必要はない思いますけど、念のため載せました。

SHARE

安達 弘行

安達 弘行

TEPPAN塾長

化学専門塾の塾長を務めながら、大手予備校でも講座を担当しています。趣味は旅行と海外サッカーです。

カテゴリー

タグ

アーカイブ