美容/健康

血液をサラサラにして、様々な病気からサヨナラしましょう!エイコサペンタエン酸が手を貸してくれますよ。

-脂肪酸

2016-06-25

こんばんは。
今日は「血液をサラサラにして、生活習慣病からサヨナラしたい!」という方に朗報です。
今回は「エイコサペンタエン酸」を紹介します。

エイコサペンタエン 酸とは

突然ですが質問です。

このエイコサペンタエン酸には、略号(簡単に示すための表記のことです)があります。
この略号は「アルファベット3文字」なんですが、それは何でしょう?
(一度は耳にしたことがあると思います!)

答えは「EPA」です。
(アルファベットで表記すると「EicosaPentaenoic Acid」だからです)

また、このエイコサペンタエン酸

  • 多価不飽和脂肪酸
  • n-3系

に属します。
ちなみに、不飽和脂肪酸の中でも「n-3系」と「n-6系」を「必須脂肪酸」と呼ぶこともあるそうです。

「必須」と付いているということは、以前の「必須アミノ酸」などと同じで、

  • 人間の体内で合成できず、食物などで摂取しなければいけない

ということです。

このエイコサペンタエン酸

  • いわし
  • さば
  • あじ
  • さんま
  • かつお
  • まぐろ

などの「青魚」に多く含まれています。
(含有量に関しては、こちらを参考にしてください。)
また、最近は「サプリメント」として販売もされています。

エイコサペンタエン酸の効能について

主な効能は、

  • 血液の凝固を抑える
  • 血液中の中性脂肪を減らす

です。

前者は、エイコサペンタエン酸が体内で「プロスタグランジン」という物質に変化し、血栓(血管内に出来る塊)ができにくくする作用からきています。

一方後者は、中性脂肪を減らすことで「悪玉コレステロール」を減少させ、血管の壁から吸収されるコレステロールの量を減少させる効果に繋がります。

この2つはともに結果的として

  • 血液がスムーズに流れる(サラサラ血になる)

ことに繋がります。

サラサラ血に関して、こちらの動画をどうぞ。

さらに

  • 血液中のコレステロール値を改善する

わけですから

  • 動脈硬化,脳卒中,高血圧などの生活習慣病の予防や改善

に繋がっていくわけです。

これらの効能以外にも、最近の研究で

  • アレルギー
  • 炎症
  • 感染症
  • 精神病(うつやアルツハイマー病など)

などにも効果を発揮することが、分かってきているそうです。

体と心と様々な部分でいい影響を及ぼしてくれる物質というわけです。

最後に

ここまで色々説明してきましたが、摂取に当たって注意をしないといけないことがあります。

エイコサペンタエン酸は、自身が「変化しやすい(還元反応を受けやすい)」性質をもっているので、鮮度に気をつける必要があります。
(専門的な話をすると、構造式内に「炭素-炭素 二重結合」を多く持つので、色々な反応を受けやすいのです。)

この現象(反応)を防ぐには、

などを、一緒に摂取するのが良いんだそうです。
この目的で食品に入れる場合「添加物」という表記になっていると思います。

具体的には「緑黄色野菜」が効果が高いとされています。

魚を野菜と一緒に食べて・・・
いかにも、健康的な話ですよね。

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安達 弘行

安達 弘行

TEPPAN塾長

化学専門塾の塾長を務めながら、大手予備校でも講座を担当しています。趣味は旅行と海外サッカーです。

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