美容/健康

筋肉を強化しただけで運動はできませんよね。イソロイシンで集中力も強化しよう!

-アミノ酸

2015-12-13

こんばんは。
今日は「集中力,一瞬の判断力を高めたい!」と悩んでいる方に朗報です。
今回は「イソロイシン」について説明します。

イソロイシンとは

今日のイソロイシンも、「必須アミノ酸」の1つであり、さらに以前紹介した「BCAA」の1つでもあります。

このイソロイシン

  • 豆類
  • 穀類
  • 乳製品

のほぼすべてに含まれるそうです。

ただ、ここであえてお勧めしたいものがあります。
それは「ローヤルゼリー」です!

詳しくはこちらの動画を見ていただくと分かるんですが、一番のポイントは「色々な栄養素をバランスよく含んでいる」ということです。
スポーツ選手も好んで使用されていることも多いようなので、良かったら試してみてください。

また、詳しいことは、次の項で述べますが、このイソロイシンが他のBCAAと最も異なる部分は

  • 「筋肉」だけでなく、「神経」の働きを高める効果がある

ということです。

イソロイシンの効能について

イソロイシンのもつ主な効能には

  • 疲労回復
  • 成長促進
  • 集中力,判断力を高める
  • 糖尿病の予防
  • 肝機能の向上
  • 髪や肌の健康を保つ

などがあります。

ここからは、今日のテーマ「集中力,判断力」の説明をしていきたいと思います。

そもそも「集中力」が、どのような流れで発揮されるかというと

  • 中枢神経系から「何かをしよう」と命令が下されると「神経伝達物質」が分泌される
  • 末梢神経を通じて体の隅々までこの命令が伝わる
  • 命令された行動開始!

となっています。
これが「集中力の始まり」なのです。

この神経伝達物質には、行動を起こさせるための「興奮性」が含まれているので、作業命令が出てからしばらくの間は、興奮状態が続くと共に作業に集中できるのです。

ところが神経伝達物質には「抑制性(簡単に言うと「飽き」です)」をもつ物質もあります。

長い時間脳や体が使われると、「少し休もうよ!」という指令をこの抑制性の神経伝達物質の分泌を使って、体の隅々に伝えてしまうわけです。
これが「集中力の低下」です。

このことから、集中力の持続のポイントは

  • 「興奮性」の神経伝達物質を保持すること
  • 「抑制性」の神経伝達物質の分泌を抑えること

ということになります。

話は長くなりましたが、イソロイシンは「興奮性」の神経伝達物質のエネルギーとして使われるのです。
それゆえ、集中力を持続させてくれるというわけです。

最後に

このイソロイシンBCAAの紹介は終わります。

ここまで何度か「スポーツ選手が積極的にこれらを摂取してパフォーマンスを上げるようとしている」ことは紹介してきました。

ただ、このBCAAを体内に蓄積するときは、
「3つの理想バランス」
があり、注意が必要なんだそうです。
(具体的には【バリン1:ロイシン2(最近は4):イソロイシン1】とのこと。)

もし、これを読んでくださっている方が、BCAAを摂取しようとしたときには、このバランスに注意すると良いかと思います。

SHARE

安達 弘行

安達 弘行

TEPPAN塾長

化学専門塾の塾長を務めながら、大手予備校でも講座を担当しています。趣味は旅行と海外サッカーです。

カテゴリー

タグ

アーカイブ